言葉ひとつ
そんな中、元気そうに見える方に対し、「車椅子なのにすごく元気ですね」「車椅子でもどこでも行けるんね」など、悪気はなくとも、このバリアを越えるのに必死で毎日もがいている方が聞いたらどう思うだろう。
車椅子を「ハゲ」という単語に置き換えてみるとよくわかる。「ハゲなのにすごく元気ですね」「ハゲでもどこでも行けるんですね」ハゲで悩んでる人が聞いたら傷つくだろう。
これと同じように「車椅子なのに・・」などの発言は車椅子で悩んでいる人が聞いたら大きな傷をつけてしまうのが想像できるだろう?
その人らしく生きるためには、「生きていこう」と思えることが必要である。そして生きていこうと思えること、そうして行けるように支援して行くことが支援者の第一歩なのである。
言葉ひとつがその人の歩みを止めてしまう、「言葉によるバリア」になってしまう危険性がある。
もし、町で車椅子の方がいたらそんなことを思い出し、困っていたら、お金を落とした人に対して「落としましたよ」というように「どうしましたか」と聞いて欲しい。
「車椅子だから助けなければ・・」とは考えずに。
自然体に +1 !
車椅子を「ハゲ」という単語に置き換えてみるとよくわかる。「ハゲなのにすごく元気ですね」「ハゲでもどこでも行けるんですね」ハゲで悩んでる人が聞いたら傷つくだろう。
これと同じように「車椅子なのに・・」などの発言は車椅子で悩んでいる人が聞いたら大きな傷をつけてしまうのが想像できるだろう?
その人らしく生きるためには、「生きていこう」と思えることが必要である。そして生きていこうと思えること、そうして行けるように支援して行くことが支援者の第一歩なのである。
言葉ひとつがその人の歩みを止めてしまう、「言葉によるバリア」になってしまう危険性がある。
もし、町で車椅子の方がいたらそんなことを思い出し、困っていたら、お金を落とした人に対して「落としましたよ」というように「どうしましたか」と聞いて欲しい。
「車椅子だから助けなければ・・」とは考えずに。
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